こんにちはー。中川賢太郎(以降、ken)といいます。
この記事を目にしているということは
あなたも2019年中に脱サラ起業することや副業でビジネスを始めることに興味があるか
もしくは既にスタートを切られてはいるのではないでしょうか?
脱サラ後にも長く軌道に乗せ続けるのであれば、必ず知っておかなければいけない考え方が4つあります。
目次
【脱サラ起業して失敗・成功する人の割合は?】
唐突ですが、まず現在年間でどれだけの会社が生まれているか知ってますか?
年間で約80,000社、1日に200社の新しい会社が生まれ続けています。
[出典:法務省登記統計 統計表より]
そんな状況の中でインターネット技術がグングン伸びている中、個人で活躍できる環境かなり整ってきました。
その影響で今まではBtoB(会社:会社)やBtoC(会社:個人)がビジネスの主流でしたが
これからは時間が経つごとにCtoC(個人:個人)でビジネスのやり取りがされる様になっていくことでしょう。
今後は「会社に勤めて定年まで固定給をもらう」という文化はどんどん廃れていくと思います。
あなたの様に脱サラ起業を考えて、自分らしく生きていく道を選ぶ人の数は増え続けていくことでしょう。
でも、実際に脱サラ起業をして、うまくビジネスが軌道に乗っている人の割合を知っていますか?
実は…たったの6%しかいません。
脱サラ起業した94%の人が失敗しているのが実態です。
そして何を隠そう…
ええ、実はぼくは脱サラしたときは完全に失敗した94%側の人間でした(笑)
脱サラ起業後に多くの失敗をしながら、やっていけるようになった経験から
『脱サラ起業をして失敗をしてしまう原因は何なのか?』
『脱サラ起業をする際に必要なコツは何なのか?』ってところを実際の体験から解説していこうかと思います。
おそらく脱サラする際にここで書いたコツを知っておくだけでもかなり有利だと思います。
これから脱サラを考えているあなたには必見(!?)だと思います。ええ。
【脱サラ起業した94%もの人が失敗する原因4つ】
まず多くの脱サラして起業をした人が失敗してしまう原因は以下の4つです。
①「仕事がデキる=脱サラしてもやっていける」と勘違いしてしまう。
②脱サラ後に大切なのは「営業力」?いいえ、違います。
③良い商品や高い技術がないとやっていけない、というのはウソ!?
④売上を上げるコツは「商品のクオリティ」以外のところにあった。
それではひとつずつ解説しますね。
①[脱サラ起業して成功するルールと会社員で成功するルールが全く違う]
ぼくが会社員時代、どれくらい会社で仕事がデキる感じだったか言うと…
恐らく良くて『中の中の上』くらいだと思います(笑)
まあ、正直「デキる!」って部類ではありませんでした。。
言い訳がましいですが、会社の仕事には基本あんまり興味がなかったので自分を奮い立たせられませんでした(笑)
はい。。
ただ器の小さなぼくは「バリバリと仕事をこなしている人」に対して劣等感を持っていました。
なので
「まずは辞める前に仕事がデキるくらいにはなってやろう!(希望は上の下、せめて中の上くらいにはw)」
と仕事を頑張って頑張ってみたことがあります。
その上で言えること…
会社の仕事がデキる云々なんてのは、脱サラ後にビジネスを軌道にのせることに全く関係がないということ。
ぼくの場合は強いて言うなれば「気合い」や「集中力」が養われたくらい(笑)
例えるなら
『仕事がデキるようになったのに、脱サラ後にはそんなに役に立たなかった』ってのは
『漢字を一生懸命覚えたのに、実際にテストに出たのはかけ算九九だった』みたいな感じだと思います。
全く役に立たないというわけではありませんが、業務遂行能力はビジネスをする上でほんの一部の要素にしか過ぎません。
でも、いくらエクセルの計算処理が早くとも…
文字入力が早くとも…
一円にもなりませんよね。
脱サラ起業をして失敗する人の多くが「仕事量を増やせば売上に繋がる」と勘違いをしています。
なぜかというと今までは「仕事をしていればお金がもらえる環境にいた」からです。
しかし「売上をあげること」と「仕事量」ははじめのうちはあまり関係性はありません。
「仕事量を増やせばお金になる!」というのは「何をしたらお金になるのかがわかっていない」からです。
理解しないといけないのは「忙しい=儲かる」ではありません。
そして、とにかく予定を入れて忙しい状態になっている多くの人が、実はそんなに豊かな状態ではないというのは結構あるあるな話です。
②[脱サラ起業して失敗しないためには営業力を磨かないといけない、はウソ!?]
因みによく「営業力が大事」という考え方がありますが、個人的には脱サラ後に営業の仕事をしない限りは営業力はあまり必要ではないと思っています。
まぁ、対人能力が磨かれて人間関係を円滑に進めていけそうな感じがするのでその点は良さげな気がしますけど。
ただ、どれだけ上手くプレゼンが出来て口が上手くて『営業力(セールス力)』があっても、実は『営業力(セールス力)』と『商品が売れる仕組み作り』は全く別物です。
まず脱サラ後に大切なことは『ビジネスの原理原則をきちんと理解しておくこと』です。
恐らくこれが何よりも脱サラ起業後では一番大切だと断言できます。
大切なことは
「売上を上げるにはビジネスをどう設計したらいいのか?」
「利益を出すために今やるべきこと」を理解しているか?ということです。
③[脱サラ起業した後は良い商品や高い技術がないと食っていけない、というのはウソ!?]
ええ、結論から言いますが完全にウソです。
良い商品や高い技術や知識じゃなくても十分に食っていけます。
この点は非常に多くの人が誤解しているポイントだと思います。
例えばですよ。
あなたがご飯も炊けない様な料理のど素人だったとします。
嫁さんに「アンタもたまには料理を作ってよ!」と言われたことで料理を習おうと思ったとします。
その時に料理ど素人のあなたが『道場六三郎の家庭で超一流の会席料理が楽しめる料理教室』に参加しようと思いますか?
お米すら炊けないのに、めっちゃハードル高くないですか(笑)?
それよりも『1日で主婦レベル!冷蔵庫にある材料でおかずが作れるようになる料理教室』の方があなたにはイイ感じだと思いません?
これには「高い技術じゃないと売れない!」と考えている「商品の提供側」と
「自分に合ったサービスを受けたい」と考えている「受け手側」で意識のギャップがあることが分かります。
もしあなたが主婦であれば『普通に料理が作れること』って当たり前すぎて全く価値なんて感じていないと思います。
でもその「普通に料理を作れること」レベルを求めている人がいるということです。
つまり『あなたが超当たり前にやっていること』が実は見せ方や売り方次第でお金になるということ。
あなたがどんな業界にようが、どんなレベルだろうが『必ずあなたのレベルに見合ったお客さんがいる』ということを分かっておくことはめちゃくちゃ大事なことです。
今は『良いもの、良いサービス』が溢れているので、質の高いものを作れば必ずしも売れるかと言われると実はそうではありません。
それよりもあなたにとっての顧客を作ることの方がはるかに大切です。
③-1〈専門性を高めると売上が下がってしまうジレンマとは!?〉
とはいうものの
「技術が高いほうがいい!」とか「良い商品じゃないとダメだ!」というところに意識が強く向いてしまう人はやっぱり多いもの。
だから必死に勉強をして専門知識もバリバリ沢山覚えて頑張っている人は少なくありません。
だけど専門性を高めることは場合によって逆に『売上を下げる』原因になってしまうこともあるので実は要注意です。
例えば
あなたが整体とか身体に関する仕事をやっていたとします。
めっちゃ勉強をして『肩甲上腕関節を劇的に動かすマイケル流メソッド』的なサービスを作ったとします。
あなたとしたら最先端の難関技術をゲットして凄い効果もあって、更にどこの競合もやっていないからドヤ顔かもしれません(笑)
ですけど…
多分悲しいことにお客さんからしたら「よく分かんない」、「なんか小難しい」で終わると思います。
それよりも素人であるお客さんからすると
『5分でふくらはぎの張りがなくなる天使マッサージ』の方がお客さんにとってメリットが分かりやすいし魅力的に見えません?
というのも専門性を高くすればするほど、素人であるお客さんの視点からどんどん離れてしまうからです。
更に専門性を追ってしまっているときは、完全に目線が「お客さん」ではなくて「競合他社」に向いているときです。
でも競合他社は絶対にあなたに対してお金を払うことはありません。
お金を払ってくれるお客さんを置いてけぼりにして、お金を払ってくれない競合にエネルギーを割いてしまうのはもったいないですよね。
しょぼいと思われないために専門知識を駆使しても高すぎる専門知識はというのはお客さんの立場からすると「よく分からないもの」。
そしてお客さんは「よく分からないものに対してお金を払おうとは思わない」ものです。
高みを極めて仙人みたくなって、お客さんが近寄りにくくなってお金が払われない様な状況を自分で作ってしまう。
これは結構あるあるな話なので注意が必要です。
③-2〈お客さんからすると区別が出来ない〉
先ほどの話の流れでもう一つ。
脱サラして独立するとどうしても競合他社が気になるのは仕方がないもの。
だから競合と差別化をするために業界ナンバーワンを目指してしまう人も少なくありません。
だけど業界ナンバーワンになったからといって、お客さんに選ばれるかどうかは全く別の話です。
なぜかというとお客さんからすると「自分よりもすごい人」と「自分よりも超すごい人」の差が分からないからです。
例えば
あなたがもし野球の素人だとすると
「中日ドラゴンズの三塁手」と「千葉ロッテマリーンズの三塁手」はどっちがすごいかって分かりますか?
ぶっちゃけあんまし分かんなくないすか?
このことから分かるのは
競合他社よりも技術や知識を高くしようとして「エネルギー」と「時間」と「お金」を投じることは、めちゃくちゃ大変です。
にも関わらずあなたのビジネスに大きな影響があるかと言われると、実はそうではないということ。
それよりも自分のお客さんに対して、喜んでもらえるサービスを提供することの方が1000倍大切です。
③-3〈お客さんは凄い人よりも○○な人にお金を払う〉
なんか凄い人になることを散々ディスっている様な感じになっていますけど、別にそういうワケではありませんからね(笑)
ただ、その業界で業界指折りの専門家になるというのは、ビジネスとしてはめちゃくちゃ非効率だということが言いたいだけです。
というわけで最後にダメ押しでもう一つ…(笑)
例えば
商品が全く同じだとして、あなたならどっちの人から商品を買おうと思います?
Aさんは全く無駄のない超カンペキなプレゼンをしてくれる。
だけどほとんど話をしたこともなく、どういう人なのか全く分からない。
Bさんは可もなく不可もない普通のプレゼンをしてくれる。
だけどBさんとはよく顔を合わせて世間話をして、ペットを飼っていたり兄弟がいたりどんな人なのかも知っている。
この場合はAさんって凄いかもしれないけど、なんかお金を払うのに緊張というかドキドキしませんか?
それよりもBさんの方が安心が出来て、商品を買うハードルが低くないですか?
実は『人は凄い人よりも好きな人にお金を払う』という傾向が強いんです。
あなたも「歌が上手いから」という理由だけでCDを買った経験より、「好きなアーティストだから」という理由でCDを買った経験の方が多いはずです。
実際にセールスの世界でもトップの人たちは完璧なセールスをするというよりも、何度もお客さんのところに挨拶回りに行く人ということがデータで分かっています。
なので「凄い人になる=儲かる」と言うわけでもなく、大切なのはあなたのお客さんとの間に信頼関係が出来ているかどうかが一番大切なポイントです。
④[売上を上げるのに商品のクオリティ以外で大切なものとは?]
人が商品を購入するときに商品のクオリティ以外でとても大きく影響することがあります。
それは【デッドライン】と呼ばれるものです。
なんだか必殺技の名前みたいで永遠の中二病のぼくからするととてもカッコイイ響きなんですが
このデッドラインをちゃんと扱えるようになればあなたの商品の売上はきっと大きく違ってくるでしょう。
しかも!
もし、あなたの商品の中身が正直イマイチだったとしてもです笑
実際に周りを見渡してみるとそんなに商品の質が良くないものでも
「なぜだか分かんないけど売れているなー」
というモノって意外にも身の回りにはたくさんあると思います。
④-1〈デッドラインって何!?美味しいの?〉
ぼくが以前に「財布を入れるためのクラッチバッグ」を買いに高島屋に行った時の話です。
フラーっと立ち寄ったお店でピンときたいい感じのブツがありました。
ぼくはあんまり店員さんに接客を受けることが好きではないんですけど
見かけたバッグが気になったので勇気を出して
「この展示してあるバッグの在庫ってありますか?」
って聞いてみたんです。
すると
「少々お待ちくださいませ」
奥に行ってとガサゴソしてもらったところ
「すみません。他店舗にも在庫がなくて展示してある現品限りです」と言われたんですね。
ぼくはこれを言われた時点で即「買います」って答えていました笑
このことから分かること。
それは人は『買えないものを欲しがる生き物』ということです。
逆に『いつでも買えるものは欲しくない』んです。
人間って基本的に行動しない方の理由を無意識に探す天才なので
もし同じ状況で「あと在庫が40億個あります」とか言われたらぼくは「別に今日でなくてもいっかー」と思ったことでしょう。
あなたもぼくとおんなじこと思いません?
他にもルイヴィトンのカバンが1万円くらいで売っていたら、ぶっちゃけあんまり欲しくならなくないですか?
あれは金額的に『買えない』というポイントを刺激しながら
『限定デザイン』で更に『買えない』刺激を促しているので欲しいと思ってしまうんですね。
あと有名な観光地が住んでいる所の近くにあったら行かないってのもよくある話です笑
それもやっぱり「いつでも行ける」って思うからなんですね。
だからあなたの商品を売るには意図的に『いつでも買える状態を作らない』ということがとても大切になります。
このことを「デッドライン」と呼ぶんですが要は締切ってことです。
期間で区切るものや数量で区切るものなど幾つかありますが
上手くデッドラインを設定しながらあなたの商品を提供しましょう。
中身も見せ方も全く同じ商品でもこのデッドラインを設けるか設けないかで売れ行きは雲泥の差になるはずです。
【『正直、脱サラ起業するのって難しいんじゃないか…』って半分諦めてません?】
あなたは脱サラして自分の好きなことして生きている人は6%しかいない、という事実を知っていましたか?
逆に食えない人は94%もいる、ということ。
そして、この6%に入るのに「努力」や「才能」は実は全く関係がありません。
実は幾つかの「ポイント」を知っているかどうかです。
更に。
その「ポイント」を知らないままの状態で、脱サラして自分の好きなことで生きていくことは限りなく難しいのが実際のところ。
今回はそのビジネスの原則的な「大事なポイント」と、ぼくが脱サラ起業で得た「経験やノウハウ」を全てつぎ込んで本気出してE-bookを作りました。
特別特典で「6%の脱サラ起業の成功者しか知らない実は教えたくない5つの秘密」も暴露します。
更にもう一つ特典として
ぼくが実際に成功している人達に会って話したことで分かった「お金持ちだけが知っている4つの秘密とは?」に関しても書きました。
実はいくらビジネスを勉強してもお金の大原則も理解しないと、お金を受け取ることができません。
お金の素養とビジネスでの売上はかなり密接な関係がありますので、そこらへんを詳しく触れていきます。
しかも、無料で!
正直なところ、E-bookの内容は実際に有料の講座でもお伝えしていることなので、コスくて申し訳ありませんがダウンロード数には限度設定をしてあります。
今のうちにゲットしてあなたの脱サラ起業や今後のビジネスで是非お役立て下さい。
書いてある内容を理解できれば脱サラ起業後に食いっぱぐれする確率はかなり減ると思います。
更に受け取るお金が寄ってきやすい体質にもなっていると思います。「ただ知っておけばいいだけ」で脱サラ起業の効率が大ーきく変わるエッセンスが実は幾つかあります。
…にも関わらず
実は書店で数千円で販売しているビジネス書などは、小難しく書いてある割に『大事なこと』や『本質的なこと』が書いてないことも少なくありません笑
それらを余すところなく身近な例を使って解説していきますね。
一通り読んだあとは、恐らくビジネスの基本をマスターして食いっぱぐれがない状態になっていると思います。
お楽しみに(´∀`)
【文中貼り付けリンク】
【「これからの時代の脱サラ」とは?本当におすすめの働き方はコレ!】
【起業にアイデアは必要ない!?アイデアよりも圧倒的に大切な5つのこと】
【本当に使えるマーケティングとは?お勉強じゃ分からないビジネスの原則はコレ】
【色々な集客方法を試す…前に知らないとヤバイ「広告」と「集客」の違いとは?】
【営業の「コツ」と「永遠の課題」を元トップセールスマンの社長が教えてくれた】
【まとめ】
①「仕事をこなしていれば自動的にお金がもらえる」という環境にいたならば「仕事量」にフォーカスすれども「お金」についてフォーカスをすることを忘れている人が少なくありません。
『仕事量=売上ではない』ことをしっかりと理解しておきましょう。
②「商品を売る力」と「商品が売れる仕組み」は全くの別物です。
どちらがいいということはありませんが長くビジネスを稼働させる上では商品が売れる仕組みづくりは必要不可欠です。
『ビジネスの原理原則的なこと』は事前にしっかりと理解しておきましょう。
③専門性を高めることが売上に比例するかというと実はあまり関係がありません。
逆にとても非効率な動きをしている可能性が高いので、専門性を高めることよりも『あなたの顧客を増やす』ことにエネルギーを注ぎましょう。
④売上を上げるためには『デッドライン』を上手く設定することが大切です。