こんちは。
もしあなたが脱サラをするのであれば、脱サラ以後は会社員のころとは全くの別世界が待っていると思っていて下さい。
至ってふつーの言葉に思えますが、これって大事なことで。
「〇〇をしなければいけない!」というマニュアルもありませんし、全て自分の裁量で意思決定をしないといけません。
そして脱サラ起業では「ただ知っていた」というだけで大きく明暗を分けることが多々あります。
今回の記事は
脱サラ起業をしようと思っているけど何から手をつけていいのか分からない人
脱サラ起業を成功るための情報収集をしている人
脱サラで押さえておかないといけないポイントを知りたい人向けに書きました。
今回は脱サラ起業にまつわる様々な「知っておいたほうが良い方法」について書きました。
是非、あなたの脱サラ起業に役立てて下さいませ~。
目次
【意外に低い脱サラ起業の成功率とは!?】
脱サラ起業をする前に大事なデータがあるので見てみましょう。
少し古いデータですが「年間の開業と廃業している会社の内訳」です。
総務省「経済センサス-基礎調査」・「経済センサス-活動調査」・「事業所・企業統計調査」:クラウドシエンラボ様のサイトより
このデータで分かることは「66万社生まれているけど、113万社が廃業している」ということです。
そして脱サラ起業をしてからの存続率は以下のようになっています。
1年後:40%
5年後:15%
10年後:6%
要は『ドンドン生まれているけど、それ以上にガンガン潰れていて、あなたの事業が10年後も存続している可能性は6%』ということです。
「10年後にも事業が存続できている」ということを脱サラ起業の成功と定義した場合、実に94%の人が失敗しているということです。
ではこの脱サラ起業に成功する6%に入るためには一体どうしたらいいのか?
あなたの脱サラ起業成功率を高めるのに役立つ方法をいくつか紹介します。
【脱サラ起業で資金調達をする5つの方法】
もしあなたが脱サラしたあとの事業で資金が必要な場合は資金調達をしなければいけません。
大きく5つの資金調達の方法がありますが、見ていきましょう~。
[①助成金で資金調達をする]
あなたが助成金を使って資金調達をするのを考えているのであれば「社労士(社会保険労務士)」の先生に相談をしましょう。
助成金というのは何かと言うと、民間ではなく国や地方公共団体から支払われるものです。
助成金は「従業員が何人いる」などの助成金によって個々にある条件さえ満たしていれば、原則だれでも受け取ることができます。
銀行融資とは違って返済不要で意外にハードルは低いのでもらえるものはもらっておきましょう。
タイミングや助成金がもらえる条件は個人で把握するのはエネルギーが必要です。
なので自分は事業に集中して社労士の先生にお願いするのがベターな方法です。
[②補助金で資金調達をする]
補助金も助成金同様に民間ではなく国や地方公共団体から支払われるもので返済は不要です。
補助金での資金調達を考えているのであれば「中小企業診断士」の先生に相談をしましょう。
補助金が助成金と違うのは「誰でももらえるものではない」ということ。
枠があって募集定員が満たされたり、審査に落ちたりするともらえません。
たとえばメジャーな補助金として「ものづくり補助金」というものがあります。
このものづくり補助金は「新たな挑戦をする企業の設備投資をするために国が支援をする」名目で存在する補助金です。
要するに補助金とは「国が提示する方針と合致した企業が書類審査にかけられてパスすればもらえる」というスタイルです。
ただ注意しないといけないのは補助金は受け取った後にも、経過報告で書類提出が必要なものもあるので手間やもらえる確率などを総合的に考えながら専門家に相談することが大事です。
[③銀行融資で資金調達する]
多くの人が思いつく資金調達の方法としては銀行融資がまっさきに頭に浮かぶんじゃないでしょうか?
もちろん利子をつけての返済が必要なので、借りるのにも相応のリスクをあることをきちんと理解しておきましょう。
そして銀行融資を受けるのであれば「事業計画書」を作ることが必要条件です。
事業内容、ビジョン、現取引先、売上予測、生産方法、競合、マーケティング方法などを書いて担当者にアピールしましょう。
とはいえ、まだ実績も何もなければ融資を受けられる確率は正直かなり低いでしょう。
[④VC(ベンチャーキャピタル)から資金調達する]
銀行から融資を受けられないようなスタートアップ段階(創業して間もない段階)のときに、どうしても資金調達がしたいのであればVCに相談するのも良いかもしれません。
VCはざっくりいうと会社の株式を購入してくれることでの資金調達をしてくれます。
そして上場を目指して人脈やスキルやノウハウを投資先に叩き込んで二人三脚で事業に取り組んで行きます。
ただVCもビジネスなので上場して価値が上がった株式を売却(EXIT)して利益を得る、というビジネスモデルになっています。
ビジネスモデルが優れていたり成長が見込めそうな会社には実績がなくても投資をしてくれるVCはたくさいいます。
ただ注意しないといけないのはVCは資金、人脈、ノウハウ、経験をくれるので非常に心強い存在ではありますが、初期の頃に大半の株式を取得されてしまうために創業者のわがままが通じにくくなるということ。
更にゆくゆくは事業が成長したとしても売却をしないといけないことが多いです。
VCから資金調達をする際には「悪魔から力を借りる」と揶揄されることもあります。
どんなVCかによって事業の方向性すら大きく変わることもあるのでVC選びはかなり慎重に行わなければいけません。
[⑤日本政策金融公庫から資金調達する]
日本政策金融公庫とは読んで字のごとく100%政府出資の融資です。
銀行融資は実績がない企業へ融資をすることはかなり難しいですが、日本政策金融公庫は比較的融資が通りやすい傾向にあります。
金利も銀行に比べて安く、1~3%くらいの金利で借りることができます。
ただ審査期間が銀行が1週間くらいなのに比べて、日本政策金融公庫は1ヶ月ほど要すことも珍しくありません。
独自のフォーマットの「創業計画書」を作って商品品目、単価、取引先、回転率、売上達成のために必要な人件費、設備投資費などを整理して折衝しましょう。
融資を受けられる確率は大体20~50%くらいと言われています。
ただ、何も分からないうちから折衝を試みるのはかなりエネルギーが必要です。
日本政策金融公庫からの融資を専門にしている公認会計士の先生に相談することがベターです。
【脱サラ起業後にビジネスを軌道に乗せるのに知るべき3つの方法とは!?】
脱サラ起業後に成否を分ける大事なポイントは「ビジネスを軌道にのせる方法」を知っているかどうかです。
つまり「収益を拡大する方法」を理解しておくということです。
脱サラ起業の成功者の6%の人は必ず「収益を拡大するための仕組み」を持っています。
そのために特に必要な3つのことに関して触れていきます。
[①お客さんにうまくアプローチする方法]
収益を拡大する為の仕組みを作る前に、まず『お客さんの消費者心理をきちんと理解しておくこと』が大事です。
その為には、あなたのビジネスに対しては3種類のお客さんがいることを知っておくのが大事です。
それは「あなたのビジネスを知らない人」、「存在だけ知っている人」、「既にお金を払って買ってくれている人」の3パターンです。
本来であればそれぞれのお客さんが求めているものや関心があるポイントは実は全然違うので、お客さんに合わせたアプローチをしないといけません。
でも脱サラ起業で失敗する94%の人がこのことを知りません。
なので「売ることが大事」とばかりに全て同じお客さんに同じアプローチで「売るため」のセールスに走ってしまいます
でも、それぞれのお客さんの特性などをきちんと理解しておけば「売る」ことをせずとも「買ってくれる」ようにすることは可能です。
営業やセールスにエネルギーや時間や資金を取られないのでビジネスに集中することができるのでアプローチ方法を知っておくのは大事です。
[②収益を継続して出し続ける方法]
脱サラ起業に失敗する94%の人が「お金を出してくれる人だけ」に向けてビジネスを考えてしまいがちです。
もちろん商売がしやすいので財布がゆるい人たちをターゲットにしていれば2~3年ほどはそこそこ儲けることができます。
でも、どこかのタイミングで鬼のように儲からなくなります。
失敗する多くの人が典型的に「枯渇するビジネス」をやってしまいます。
少し解説しておくと、財布のヒモがゆるくて感覚的な判断でモノを購入する「スイート客」という人がどんなビジネスに対しても一定数存在します。
でも実はこの「スイート客」と呼ばれる人たちは「飽きやすい」という側面もあることを知っておかないといけません。
なので本来、「収益を継続して出し続ける」のに必要なのは他にターゲットにしないといけない客層があります。
「スイート客」ではなく、「どうしようかな~。しばらく様子を見よう」と迷っている人です。
実はどんなビジネスにおいても、この客層が一番多いんです。
この「買おうか迷っている人」の心理状態、行動の特徴?どんなアプローチをするのか?を理解しておくことが収益を出し続けるために重要なポイントです。
[③いつでも売上を出すことができる状態にする方法]
ビジネスをしている人の中には、めちゃくちゃ稼いでいて余裕感がある雰囲気の人がいます。
それと逆に、そんなに稼いでいないのにも関わらずガツガツしていて余裕が全くない人もいます。
どちらもビジネスに打ち込んでいるのにも関わらず、なぜこのような差が生まれるのでしょうか?
その答えが何かと言うと「収入がいつでも作れる状態」に焦点を当てているか「収入」に焦点を当てているかの違いです。
「収入」を追いかけると目の前のお客さんに振り回されてしまいます。
「収入」を追いかけると嫌な客を断る経済的な余裕や精神的な余裕がありません。
一方で「収入がいつでも作れる状態」を作っておけば経済的にも精神的な余裕も格段に違います。
そのポイントをきちんと理解しておくことが重要です。
いつでも売上を出せる状態を作るには『見込み客をゲットして抱え続けること』です。
【持っている技術や知識をお金に変える方法】
脱サラ起業に成功するには専門的なスキルやノウハウが必要だと考えている人が少なくありません。
確かに「ニッチはリッチ」と言われるように専門的でニッチな分野はお金にしやすいし求めている人からは重宝されます。
でも、現在はインターネット技術の発展で色んな分野の専門家に簡単にアクセスできるような時代になったので、よほどじゃないと注目されません。
ではこんな時代に専門性も技術も知識もない状態であれば、どうやって生き残りをしたらいいのでしょう?
答えは簡単、「技術や知識は今の低いまんまでOK」だということ。
そして低い技術や知識でも実は脱サラ起業で成功できる大きな理由は3つあります。
[①技術や知識があるからって稼げるとは限らない?]
脱サラ起業をするには高い技術や深い知識が必要だと思っていた人からすると「何言ってんだ」って思うかもしれません。
でも技術や知識だけに頼っても必ず上には上がいます。
そして「技術や知識を高めたからといって、入ってくるお金が多くなる」ということではありません。
もし『収入が高い=技術や知識が高い』という公式が成り立つのであれば日本一美味しい中華料理店は王将ということになります。
そして日本一美味しいレストランはガストということです。
さらに世界一美味しいラーメンはカップヌードルです。
「技術や知識の高さが収入に一番大きな影響要因ではないということ」を知っておきましょう。
「収益をだすこと」の優先順位が高いのであれば「収益の出し方」を知ることの方が100倍大切です。
[②専門的な技術や知識は素人には理解できないから]
いきなりですけどプロが絶賛する本当に歌が上手なプロ歌手って誰だか知っていますか?
玉置浩二さんらしいです。
しかもぶっちぎりでダントツ1位らしいです。
これを知って「あ~、そっか!」とか「やっぱり!」ってなりましたか?
多分「え、そうなんだ」みたいな感じだと思います。
ぼくはB’z’の稲葉さんとか宇多田ヒカルさんとか色んなアーティストを思い浮かべました。
何が言いたいかというと、まさしく見出しのタイトル通りで素人は「すごい人」と「超すごい人」の違いが分からないということ。
それはあなたのビジネスでも全く同じことです。
素人目からするとあなたの技術が「どれだけすごいか」なんて伝わりにくいものです。
それよりもお客さんは「それを買ったらどうなるか?」に興味があります。
なのでビジネスで結果をだすのであれば「技術を高めるのに時間とお金を使う」ことより、「今あるサービスをどうやったらお客さんに広めて伝えられるか」を考えた方がうまくいく確率が高まります。
[③技術や知識を高めると逆に収入が低くなる?]
多くの人が技術や知識がないと不安に思ってしまいやすいものです。
その理由は何かと言うと「競合他社」が目に入ってしまうから。
たとえばですよ。
「自分が妊娠したら妊婦を見かけるようになった」って言いますよね。
同じように、あなたがカウンセラーであればカウンセラーの存在が自然と目に入るようになります。
競合他社が自分よりも難しいことが出来ていたりすると、比べてしまって自分がショボく感じてしまいます。
自分がショボく感じてしまうと、あまり稼げないんじゃないかという錯覚にも陥ります。
自分がショボくて稼げなくなると「競合よりもすごい技術をつけよう!」と思いがちになります。
そして競合他社に意識が集中して目の前のお客さんの存在を忘れてしまって失敗してしまいます。
よく陥る具体例がこんな感じ↓
「他社はリンパの流れを良くする『リンパマッサージ』をやっているから、うちは『仙骨を微振動させて神経伝達速度を速めて筋肉を弛緩させるマッサージ』をしよう!」
でもなんか凄そうだけど、小難しくって意味がわからないですよね笑
それよりもよっぽど「リンパの流れを良くするリンパマッサージ」の方が素人からは分かりやすいしお客さんウケしそうじゃないですか?
こうやって技術や知識が高まると小難しくってオタクの領域に入ってしまう傾向にあるので要注意。
それって逆にお客さんからどんどん離れて売上を減らす原因になりますからね~。
【脱サラ起業に失敗してしまう94%の残念な人がやりがちな方法とは?】
脱サラ起業に失敗する人の割合は94%とめちゃくちゃ高いことは冒頭でお話しました。
失敗する人や理由を見ていくと、実は失敗する人には『4つの法則性』があります。
それではちょっと見てみましょう。
[①仕事がデキる=ビジネスがデキると勘違いしている]
会社員でバリバリと仕事ができた人が脱サラ起業に失敗することって実は少なくありません。
というかかなり多い。
それはなぜかというと「会社員として成功するルール」と「ビジネスで成功するルール」が全く違うことを理解していないからです。
どれだけエクセルの処理が速くてもお客さんがいなければ1円にもなりません。
どれだけプレゼンが上手でも相手に興味が全くなければ意味がありません。
逆にビジネスで大事なポイントを知っていれば、どれだけタスク処理能力が低くても稼げます。
脱サラしてからは野球とマラソンくらいルールが違うことをきちんと理解しておきましょう。
[②ビジネスを回していく方法を知らない]
ほとんど多くの人が「ビジネスをしていく」と考えると「良い商品を作ってセールスをする」と考えてしまいます。
でもセールスがうまくいかない原因かもしれません。
なぜなら「セールス」をすると「リピートが生まれにくい」ということを知っておかないといけません。
なぜなら人は『自分で選んで買うのはいいけど、買わされること』を嫌うからです。
なので一旦セールスに手をつけてしまうと、売り続けないといけなくなります。
ひたすら新しい人に出会って、興味付けをして、プレゼンをして買ってもらう…。
セールスは時間もエネルギーもお金も使うので、手をつけるとセールス以外できなくなってしまいます。
確かにセールススキルはあって越したことではありませんが、長期的にビジネスが継続することを考えると仕組みを作るほうが大事です。
さらにセールスをし続けているとぶち当たる壁が「リスト」です。
つまりどれだけセールス力をつけたとしても、セールスをする相手がいなくなると途端にうまくいかなくなります。
これは特に保険屋さんに多い失敗パターンで、彼らはプレゼン方法や商品知識を学びます肝心なお客さんを目の前に座らせることが出来ません。
ビジネスをやっていく上で大事なのは「相手に買わせる技術」ではなくて「興味のあるお客さんを目の前に来てもらう」ことです。
[③家族の了解を得られていない]
脱サラをするのであれば家族の了解を必ず得ておきましょう。
ぼくのクライアントから聞いたんですが、家族の同意を得られていないとかなりストレスフルな毎日を過ごすことになるそうです笑
「いつになったら稼げるの?」「これができたら…」「そんなこといって全然稼げないじゃない!就職してよ!」みたいな感じらしいです。
応援されていないのも嫌ですけど、もっと嫌なのはめっちゃ自尊心が傷つくことですよね…。
自尊心がなくなって自分に自信が持てない状態だと何をやっても成功率は下がります。
それにパートナーの反対を押し切りながらビジネスをするのは、めちゃくちゃエネルギーが必要です。
そのエネルギーがあるのであれば自分の事業に注ぎましょう。
[④圧倒的に準備不足]
ダントツで脱サラに失敗する理由として多いのが準備不足です。
脱サラをするほとんどの人が「脱サラをする準備が出来たから」という理由ではなく、「会社が嫌だから」という感情が先行して辞めてしまいます。
でも脱サラ後に大事なのことは現実的な話ですが「収入源」です。
せめて脱サラした翌月から少なくとも15万円をいつでも稼げる状態にしておかないと再就職かアルバイトで同じことを繰り返すだけなので注意が必要です。
脱サラの準備の仕方に関しては次の章で順番とやることを説明しますね。
【脱サラ起業に成功するための準備方法とは?】
今までにかなり色んな人と話してきましたが、脱サラを成功させるには9つの段階が必要だと思うようになりました。
頭で理解することが必要な難しいことではなく、心の面での決断が大きいと思います。
とはいうものの脱サラを成功させるのに「何から手をつけたらいいのか分からない…」、「いつどんな準備をしたらいいのか分からない…」という人も少なくありません。
最後にスムーズに脱サラを成功させるためのかなりリアルな方法・順番を提案しておきます。
[①:会社内でのプライドを捨てること]
まずは脱サラすることを決めた時点で会社内でのプライドを捨てましょう。
脱サラとは組織に属することを辞めて、自立することを意味します。
つまり、きっぱりと「会社員として成功することを諦める」ということが大事です。
それは出世すること、同僚と比べて一喜一憂することです。
ステージを変えるには今いる場所を捨てないといけません。
[②:自分の時間を増やすこと]
あなたは会社にかけている時間を自分の将来作りに使わないといけません。
「早く仕事をこなして早く帰る」のか「呆られても固定給だけもらえる環境に身を置く」のか、どんな形でもいいので自分の時間を捻出しましょう。
他にも飲み会や残業を断ること、仕事をなるべく断って脱サラ起業の準備をする「エネルギー」と「時間」を節約しておきましょう。
[③:情報収集をすること]
会社員生活の中で「時間」と「エネルギー」というスペースを確保したら、それを情報収集に使いましょう。
まずは会社員以外の生き方に触れて選択肢を多く持つことが大切です。
この情報収集は脱サラ後の「仕事」、「ライフスタイル」、「人生の価値観」など自分が何をしたいのか、どうなりたいのかを決めるための重要な糧になります。
[④:方向性を決定すること]
色んな情報に触れてあなたの中で枠をグッと広げることができたのであれば、次は自分が脱サラした後の方向性を決めることが大切です。
「自分が何を仕事にしていくのか?」、「どんなライフスタイルを送りたいのか?」、「人生の優先順位はなんなのか?」、「いくら稼ぎたいのか?」
最低でもこの4つを決めておくことが大切です。
[⑤:何で稼ぐかを決めること]
④でも書きましたが「自分が何を仕事にしていくのか?」
「脱サラ後に何をして稼いでいくのか」をきちんと決めておくことです。
脱サラは「会社を辞めること」ではなく「会社を辞めて自立すること」までがセットです。
ただ会社を辞めた、という状態ではなく何をして稼いでいくのかをきちんと決めておきましょう。
[⑥:ビジネスでどうやって収益を発生させるか知っておくこと]
前半部分でもしつこくお話したんですが、選んだビジネスをするにあたって「どうやって収益を出すのか」を必ず理解しておきましょう。
「どんな仕事が稼げるか」という方法論にこだわっている人は何をしてもうまくいきません。
どれだけあなたの能力が高くても成功するためのルールを知っておかないと脱サラ起業で成功できません。
[⑦:副業期間中に仕組み作りをしておく]
あなたが選んだ仕事で収益を出すのであれば事前に仕組みづくりが必要です。
「収益を出すために準備するものはなんなのか?」をきちんと理解して会社員で固定給があるうちに仕込んでおきましょう。
大事なことは『収入を追うこと』ではなく『いつでも収入を発生させられる状態を作ること』です。
そのためには「お客さんを追いかける」のではなく、「お客さんに追いかけられる」状態にすることが必要です。
それは「相手にどうやって売るのか?」を考えることではありません。
行列を作ること、つまり見込み客をストックし続けることです。
そのために必要な装置を会社を辞める前に必ず作っておきましょう。
[⑧:副業で始めること]
会社からお給料がもらえているうちに副業でデビューをしておきましょう。
というのもお金をもらう経験をするということがめちゃくちゃ大事になるからです。
これがどう大事かというと、あなたの中で会社員以外の新しいアイデンティティが生まれるから。
カウンセリング技術がいくら高くても日の目を浴びなければ「カウンセリング技術がある会社員」でアイデンティティが会社員のまま。
でもデビューをしてお金をもらうことで「カウンセラー」としてのアイデンティティが生まれます。
大事なことはあまり技術の高さは関係ないということ。
下手でもいいのでお金をもらう経験をして会社員以外のスイッチをオンしておきましょう。
[⑨:月に15~20万円稼げる状態を作ること]
何で稼いでいくのかが決まって、どう稼ぐのか知って、仕組みを作って、会社員以外のアイデンティティを起動させたら脱サラ…というわけでもありません。
もう少し待ったです。
なぜなら会社を辞めたあとに必要になるものはリアルに『収入源』です。
あなたがいつ脱サラを決行したとしても困ることがないように、せめて最低でも月に15万円以上は稼げる状態を作っておきましょう。
仕組みができていれば早いとは思います。
稼げないうちに嫌な仕事から逃れるように会社を辞めても、収入源がなければ再就職かアルバイトをして嫌な仕事をするのを繰り返します。
いつでも辞めることを選べる状態を作っておきましょう!
【『なんだか脱サラ起業とか難しそう…』って半分諦めてません?】
脱サラ起業に成功する6%に入るのに「努力」や「才能」は実は全く関係がありません。
実はこの記事でも書いたように幾つかの「ポイント」を知っているかどうかです。
更に。
その「ポイント」を知らないままの状態で、脱サラや起業やビジネスで成功することは限りなく難しいのが実際のところ。
今回はそのビジネスの原則的な「大事なポイント」と、ぼくが脱サラ起業で得た「経験やノウハウ」を全てつぎ込んで本気出してE-bookを作りました。
特典としてぼくが実際に成功している人達に会って話したことで分かった「お金持ちだけが知っている4つの秘密とは?」に関しても書きました。
実はいくらビジネスを勉強してもお金の大原則も理解しないと、お金を受け取ることができません。
お金の素養とビジネスでの売上はかなり密接な関係がありますので、そこらへんを詳しく触れていきます。
しかも、無料で。
正直なところ、E-bookの内容は実際に有料の講座でもお伝えしていることなので、コスくて申し訳ありませんがダウンロード数には限度設定をしてあります。
今のうちにゲットしてあなたの脱サラ起業や今後のビジネスで是非お役立て下さい。
書いてある内容を理解できれば脱サラ起業後に食いっぱぐれする確率はかなり減ると思います。
更に受け取るお金が寄ってきやすい体質にもなっていると思います。
「ただ知っておけばいいだけ」で脱サラ起業の効率が大ーきく変わるエッセンスが実は幾つかあります。
…にも関わらず
実は書店で数千円で販売しているビジネス書などは、小難しく書いてある割に『大事なこと』が書いてないことも少なくありません笑
それらを余すところなく身近な例を使って解説していきますね。
お楽しみに(´∀`)
【文中リンクまとめ】
【本当に使えるマーケティングとは?お勉強じゃ分からないビジネスの原則はコレ】
【起業にアイデアは必要ない!?アイデアよりも圧倒的に大切なこと5つ】
【脱サラ起業して失敗しないために絶対に知っておくべき4つのこと】
【脱サラ起業の準備で絶対に必要なことって、実は『たった2つだけ!?』】