こんちには。
ビジネスコンサル、個人コンサルやってますkenです。
「好きなことがある人が羨ましい」というフレーズを口にする人は増えてきました。
「自分には好きなことがない」ことが、自分がイケていないように感じて好きなことを探すために必死に情報収集をしたり、行動する人も少なくありません。
でも、闇雲に行動をしていても好きなことは見つからないし、むしろ逆効果です。
なぜなら好きなことを探すには、6つの準備が出来ている必要があります。
この6つの準備がない状態だと、かなり高い確率で好きなことを見つけることは難しいでしょう。
今回、個人コンサルとしても200名以上の人の深い内面に向き合ってきたぼくが「好きなことを探す時に必要な6つの準備」についてお話しします。
この記事は好きなことを探したい人
好きなことがない自分がイケていないのかも…と負い目を感じている人に向けて書きました。
記事の前半では「現代人ならではの、好きなことが探せない理由」について
記事の中盤では「好きなことを探す前に必要な6つの準備」について
記事の後半では「準備が整ってからするべき、たった2つの行動」について書いていきます。
それでは順番に見ていきますね。
目次
【あなたが好きなことが探せない理由とは!?】
あなたが好きなことが探せないのは「好きなことに対する情報がない」からではありません。
むしろ、その逆で「好きになる可能性がある情報が多すぎる」からです。
今は超情報化社会でIT技術が発達して過去最高に便利な時代です。
「自分がやりたいことがハッキリとしている人」にとっては、ツールがたくさんあるので目的を達成させるハードルはとても低くなっています。
でも一方で「自分のやりたいことがハッキリしていない人」にとっては、どんどん好きなことややりたいことが分からなくなってしまう時代でもあります。
なぜ情報が多いのにどんどん好きなことが分からなくなってしまうのかというと「人は選択肢(可能性)が多すぎると選べなくなる」という性質があるからです。
[現代人は選択肢や可能性が多いのに、なぜ好きなことが探せないのか!?(もうちょっと詳しく)]
行動経済学で「ジャムの法則」というものがあるんですけど、あなたは知っていますか?
これはスーパーで「6種類のジャムを試食させたAのブース」と「30種類のジャムを試食させたBのブース」でジャムの購入率を測定した実験です。
結論から言うと「Aのブースでジャムを購入したのは30%」もいたのに対して「Bのブースでジャムを購入した人はたった3%」にも満たなかったんです。
ぼくたちは選択肢や可能性が多くなると、一見すると自由度が高くなるように感じます。
でも実際に心の中では「他にもっと良い選択肢があったんじゃないか…」、「これで決めてしまって良かったんだろうか…」と不安になる心理が働きます。
なので選択肢が多くなれば多くなるほど「選べない」ということが起こります。
で、この「ジャムの法則」はあなたが好きなことを探す時にも同じように働きます。
ですので「ある幾つかの準備」をしないまま色んな情報を収集しても選択肢が増える一方で、ますます混乱しやすくドツボにハマってしまいます。
それじゃ、あなたが好きなことを探す時に必要な「ある幾つかの準備」とは?
【好きなことを探すのに、「情報収集」よりもダントツで大事な「ある準備」とは…!?】
好きなことを探すとしたときに、時代によって有効な手段は変わります。
情報が少なかった時代は選択肢や可能性を増やすために「情報を収集すること」が大切でした。
でも現代においてはいたずらに情報収集しても逆効果になってしまうのは、先ほどの述べたとおり。
超情報化社会の現代において、好きなこと探す場合は自分のメンタル的な準備をしておかないといけません。
現代で求められているのは、外から内に入ってくる「情報」ではなく、内から外に反応をする「心のアンテナ」です。
心のアンテナが反応強度を上げるにはあなた自身のマインドセットが重要です。
それじゃ、そのマインドセットとは!?
【好きなことを探す時に、必ず整えておく6つの準備とは?】
記事の中盤では「好きなことを探す前に必要な準備」について。
好きなことを探す時には、あなたの6つのマインドセットをして心の準備をすることが何よりも大事です。
[①他人基準をやめて自分基準にすること]
好きなことを探そうとして見つからないのは「自分基準で判断していないから」という原因である可能性が高いでしょう。
たとえば「〇〇をすればあの人との話題が増える」とか「〇〇をしたら人からこんな風に見られるだろう」など動機が全て他人基準になることはありませんか?
実は好きなことを探すのを阻むのは「他人からの目」です。
他人からの目が気になるのは「自分がどうしたいか?」よりも「人からどう見られるか?」の方ばかり気にしてしまっている証拠です。
なぜ他人基準になってしまうのかというと自分に自信がないからです。
そして自分の選んだものや自分の人生にも自信がないから。
自分の自信がなくなるとどんどん他人に依存をした考え方になって、他人基準が定着してしまいます。
「人からどう見られるか?」よりも小さいことからでも「自分がどうしたいのか?」に立ち返って物事を判断するようにしましょう。
自分基準で物事を判断できるようになってくると、きちんと心のアンテナが働くようになってきます。
[②小さな好きを疎かにしない]
好きなことを探している人の多くが「すぐに自分を充実感で満たしてくれるほどの好きなこと」を追いかけています。
にも関わらず普段日常的に「あ、これいいな」、「こういうのいいな」という「ほんの小さな好き」という感情を大事にしていません。
自分から湧き出る「好き」という感情よりも「あっちの方が得だな」という損得勘定や「でもダサいって思われるかも…」みたいに他人からの目ばかりを気にしてないがしろにする人は少なくないです。
でも当たり前な話なんですけど、ビジネスでも1円を稼げない人がそもそも100万円を稼ぐことなんてできないですよね。
それと同じことです。「小さな好き」を大事にできない人に「大きな好き」を受け取ることはできません。
なぜなら大きな好きに出会った時の方が、小さな好きのときより「この好きなことは金がかかる」という損得勘定や「これにハマったら他人からどう見られるか」という他人の目のブレーキが更に大きく働くから。
普段から「こっちのデザインの方がいい」、「この味付けのほうがいい」、「なんか好き」という自分から湧き出る小さな好きちゃんとキャッチしましょう。
どんどん好きに対するアンテナの感度が良くなっていきますよ。
[③焦って好きなことを探そうとしない]
何においても共通することですけど、やっぱり焦ってもいいことはありません。
もちろん、それは好きなことを探す時も例外ではありません。
そもそも、なぜ好きなことを探すの焦る気持ちが出てきてしまうのか?
それは深いところで「好きなことがない自分はイケてない」という思い込みがあるから。
つまり「好きなこともない、そのままの自分でいることがダメだ」と思っているからです。
「なにか足りない」という欠乏感を埋めるために好きなことを探していませんか?
シンプルな話なんですけど、好きなことって純粋に「これやりたいな」と思えることです。
決して「あなたの不足している感覚を埋めるもの」ではありません。
不足感を埋めるためになってしまうと、目的が全然変わってきちゃうので好きなことが見つかる確率はウンと低くなります。
血眼になって好きなことを探そうとしているのであれば要注意。
そのときはかなり高い確率で何かを埋めようとしています。
一度、落ち着いて自分の心と向き合う時間的余裕と精神的余裕を持ちましょう。
[④自己肯定感を高めておく]
自己肯定感が低い状態は何をするにおいても良い結果を生みません。
ほとんどの場合、「焦り」も「他人基準」も自己肯定感が低いことが原因で発生しています。
自己肯定感が低い状態というのは深いところで「今の自分はダメだ」と信じている状態のことです。
今の自分ではダメだと思っている状態だと「自分をよく見せよう!」と背伸びすることにエネルギーが使われます。
「どう見られるか」ばかりにエネルギーが注がれている状態では、他人基準の状態なので好きなことに対してのアンテナが働いてくれません。
そもそも自己肯定感が低いのは自分で自分のことを認めていないからです。
まずは「今の自分の状態をダメ」とせずに自分が自分を受け入れて認めてあげることが最初のスタートです。
[⑤損得勘定で判断しない]
好きなことを探すのを妨げる大きな壁は「損得勘定」です。
人はキホン「1円も損したくない」と考えている生き物なので、頭の中でソロバンを弾きがちです。
だから「あ、これいいな」と思えることに出会えたとしても「これをやったところで将来お金が稼げるようにはならないな…」とか「好きだけどお金がかかるからな…」という理由で行動しない人がいます。
でも、好きなことというのはもっと感覚的なもののはずです。
人に好意を抱くことも全て理屈で説明することなんてできないですよね。
好きなことに没頭するときは頭で損得を超えた感情です。
頭での思考をやめてもっと心で反応できるようにしましょう。
[⑥自分のタイプを理解しておく]
好きなことを探す前にきちんと自分のタイプを知っておくことはめちゃくちゃ大事なことです。
好きなことをしているとき、人は2種類の人に分かれます。
1つがテンションがMAXになって表情も笑顔いっぱいで声を上げて「きゃ~たのしい~」ってなるタイプと
もう1つが淡々と表情にもあまり出さずに黙々とやるタイプです。
で、好きなことが探せない人によくありがちなのが
自分が淡々と黙々と物事をやるタイプなのに
「きっと好きなことに出会ったらテンションがMAXになって『たのしい~』ってなるんだろうな…でも、まだそんなことに出会えていない…」と違うタイプのようなリアクションになることを憧れてしまうことです。
でも、タイプが違うんだからなりません笑
自分がどんな感じで物事にハマるのかを事前にタイプをきちんと分かっておきましょう。
【好きなことを探す準備が整ったときにやる、たった2つのこと】
記事の後半では好きなことを探す準備ができたとき、どんな行動をしたらいいのかについて書きます。
[①直感を大事にする]
好きなことを探す準備ができたとき、きっと感覚が自分基準に近づいて「自分がどうしたいか?」が分かるようになります。
自分の直感もよく働く状態です。
好きという感情は感覚的なものの寄与度は大きいので直感は大事にしましょう。
[②体験してみること]
自分の直感が働いたら、まずは三日坊主でもいいので実際に体験してみましょう。
やっぱり頭でっかちで考えてばかりでは醍醐味なんて分からないもの。
スノボだって理屈だけで考えると「足に板をつけて雪山を滑ってくる」だけです。
言葉にするとなんとも味気なく感じますよね。
でも、実際にやってみると自然を肌で感じれたり、身体を使ってボードを操作する感覚が楽しかったりなど想像できない体験があるものです。
実際に体験しないと本当に好きかどうかは分からないので、行動に移しまくるのはオススメです。
【『自分の好きなことが分からない…』という状態から抜け出したいとき】
好きなことを楽しめている人は人生に対する充実度が高い傾向にあります。
では実際に好きなことを見つけて楽しめているいる人ってどれくらいの割合なんでしょうか?
『博報堂生活総合研究所による定点調査』によると『大好きで熱中していることや、はまっている物事がある』とアンケートで答えた人は24.4%という結果でした。
つまり4人中3人が好きなことが分からない、という状態です。
あなたが『本当に』望んでいる好きなことに出会うには、色々と行動してみるのもいいでしょう。
でも現実的には時間やお金が限られていますよね。
なので、好きなことを見つけるのに1番手っ取り早くて効果があるのが『心のメカニズムを知っておくこと』です。
『心のメカニズム』を知っておくだけで自分を責めることなく、好きなことにに気付ける確率が格段に上がります。
で、今回はぼくが自己投資を1,000万円以上かけて560人以上をコンサルしてきて分かった『自分が「本当に」望んでいることを知るための9つのステップ』としてまとめてみました。
恐らく、この内容を知っておくだけで人生の加速度も格段に上がります。
で、今回はこの「自分が『本当に』望んでいることを知るための9つのステップ」のE-bookを人数限定で無料で提供します。
正直なところ、内容は実際に2時間29,400円の講座でもお伝えしていることなので、コスくて申し訳ありませんが(笑)ダウンロード数には限度設定をしてあります。
今のうちにゲットして『望んでいることを理解すること』や『人生をショートカットすること』などに是非お役立て下さい。
書いてある内容さえ知っておけば、人生の中で無駄に迷うことやロスをすることがかなり減ります。
それらを余すところなく身近な例を使って解説していきますね。
お楽しみに(´∀`)
【文中リンクまとめ】
【好きなことが楽しくないと感じるたった8つの理由と解決法とは?】
【好きなことがわからない9つの理由、好きが見つかる探し方8つのコツ】