こんちはー。kenです。
脱サラ起業をするときに「計画が大事!」とかってよく言われますよね。
確かにそれって正論です。
でもぶっちゃけた話「脱サラの計画なんてどうやって立てるの…?」と心の中で思っている人は少なくないと思います。
でもそれが正しい反応だと思います。
結論からいうと脱サラ起業でキチンとした計画なんて立てることなんてできません。
でも無計画に脱サラ起業をすると100%失敗します。
「なんか矛盾したこと言ってんじゃね?」と思うかもしれませんが、その理由は順を追ってお話していきます。
今回の記事は
脱サラする際にどうやって計画を立てたらいいのか分からない人
脱サラ起業の計画の立て方が知りたい人
脱サラ起業で「そもそもほんとに計画なんて必要か?」と疑問に思っている人向けに書きました。
それではまずは、ぼくが実際に経験した無計画に脱サラ起業をして失敗した事例からご紹介します笑。
目次
【無計画な脱サラ起業は絶対NG!筆者kenのリアルな失敗事例】
ぼくは会社員時代に営業案件を自分で抱えて副業をしていました。
あるときに「給料よりも副業で稼いだお金が倍以上になったこと」と「会社にいることが嫌すぎる気持ちがMAXになったこと」が同じタイミングにやってきたので脱サラに踏み切りました。
それは、ぼくがちょうど30歳の時です。
でも実は副業の稼ぎが良かったのはたまたまが運が重なっただけでした。
だから本当の実力ではなく、ましてや当時はビジネスの基礎的なことすら全然理解していませんでした。
リアルなお金の話をお話しすると、ぼくが働いていた会社は自動車業界の上場企業でした。
なので8年働いて退職金は確か200万円弱あったと思います。
会社を辞めたとき、明日からやりたくもない仕事をしなくていいという開放感がハンパなかったのを覚えています。
そしてぼくは「土日だけで給料以上稼いだ実績があるんだから、これから先はなんとかなるだろう」
「この200万円がなくなっている頃にはかなり順調にいっているはず」と非常に楽観的な考えでした。
脱サラ後、それからはビジネスが上向くことなく、むしろ右肩下がりになっていく中で時間だけが過ぎていきました。
贅沢などはしていませんでしたが家賃などの固定費などで徐々に手持ち資金が削られていく一方。
収支は完全にマイナス。
なんとかプラスに持っていきたいとガムシャラに営業で動き回るもムダに「体力」「時間」「お金」がなくなるだけで逆効果でした。
そのときはかなり精神的には追い詰められていたと思います。
結局、手持ち資金が50万円を切った頃にはアルバイトを始めるようになり、ただ「会社員生活」が「アルバイト生活」に変わっただけでした(笑)
ここできちんとお伝えしたいこと。
それは「頑張り」や「気合い」ではビジネスというのはどうにもならないということ。
「なんとかなるだろう」という感覚で無計画に脱サラ起業をすると絶対に失敗します。
となると「計画的に脱サラをすること」がとても大事に思えるかもしれません。
でも、脱サラ起業することを計画することはできません。
もう少し踏み込んでいうと『計画は立てなくてもいいから、準備はしっかりしておけ』と言いたい。
準備不足の場合だと恐らく過去のぼくに近い状態に陥ると思いますので注意が必要です。
次の章で「なぜ脱サラ起業の計画を立てることはできないのか?」ということに関して触れていきます。
【脱サラ起業の計画を立てることは意味がない!?その3つの理由とは?】
今、ビジネスもなんとか軌道に載せた上で思うこと。
当時は「やっぱり脱サラ起業の計画を立てるはできなかった」ということ。
そして「計画を立てても意味がない」ということです。
その理由は以下の3つ。
[脱サラの計画を作ることができない理由①:脱サラ起業をしたことがないから]
脱サラを過去に経験をして、かつ成功したことがあれば、どこが重要だったのかポイントが分かります。
そして、そのポイントをクリアするのに必要な「経費」や「時間」、「労力」、「お金」なども予想がつくでしょう。
ですので「過去に脱サラをして成功した経験がある」のであれば、計画書は必要だし意味があるものでしょう。
でもシンプルな話なんですけど、一度もやったことがないことの計画なんて立てることって出来なくないです?
計画を立てても根拠がないので計画書もあまり意味をなさないのでは…と個人的には考えています。
だから「うまく脱サラの計画を立てることができない…」と悩んでいる感覚の方が正しいです。
[脱サラの計画を作ることができない理由②:「計画を立てられること」と「ビジネスを発展させること」は全く関係ないことだから]
脱サラの計画では売上予測やマーケティング戦略など右肩上がりになるように描くと思います。
でも右肩上がりの計画を立てることはできても、計画通りにビジネスを発展させるために必要なポイントは理解していますか?
「計画を作って事業が成長する作戦を練ること」と「実際にビジネスを発展させること」に必要な能力は全く違います。
やったことがないことの計画を立てるよりも、実際にビジネスを発展させるために必要なポイントを理解することの方が大事です。
[脱サラの計画を作ることができない理由③:そもそも計画通りにいくことなんてないから]
脱サラ起業で計画通りになることは、ほぼありません。
もしかすると…セミナーで隣になった人と仲良くなってビジネスパートナーになってビジネスが発展するかもしれません。
もしかすると…SNSの投稿が急にバズって商売のチャンスが来るかもしれません。
もしかすると…技術革新であなたのサービスが不要になることもあるかもしれません。
でも何がバズってアクセスが集まるのか?
どこに行ったらどんな出会いがあるのか?
いつ何が起こるのか?なんて誰にも予想はできません。
同じようにビジネスを実際に経験したことがない段階で、いつどこで誰があなたの商品を買ってくれるのかの予想を立てることはできません。
例外として既にビジネスが仕組み化して稼働していて、見込み客の数、購入のデータがあれば話は別です。
でもほとんどの場合が「辞める=始める」という状態になっているので、ビジネスのデータまで取れている人は非常に少ないと思います。
以上が脱サラで計画を作ることが出来ない理由です。
でも「脱サラするときは事業計画は作りましょう」と聞くことはあるかもしれません。
次章はそこらへんについて触れていきます。
【脱サラ起業で「事業計画書」を作るメリット・デメリットとは?】
脱サラで「事業計画書は大事!」ってよく聞きますが正直どうなんでしょう。
脱サラをする際に事業計画書を作るメリットとデメリットを紹介しておきます。
[脱サラで事業計画書を作るメリット]
メリット①
事業計画書を作ることで事業の方向性、コンセプト、何を売るのか?ということが自分の中で明確になります。
計画書を作成する気持ちがある時点で「独立思考」があるということなので、会社員の頃の「与えられた仕事をこなす」のとは違って「自分で稼いでいく」という覚悟もできます。
メリット②
補助金や助成金、融資を受ける際には「事業計画書」は必須アイテムです。
スタートの段階から資金調達したい場合は、行政や銀行にアピールをするために事業計画書を作成することが必要不可欠です。
[脱サラで事業計画書を作るデメリット・注意点]
誰に何をどのように売るのか、事業が何処に向かっているのか?など頭の中が整理されるので事業計画書を作成するデメリットは特段ありません。
でも、正直なところ事業計画書は「あってもいいい」というレベルだと思います。
本当にめちゃくちゃ大事なことなので繰り返すんですけど
「事業計画をきちんと作成すること」よりも「事業が発展するためのポイントやビジネスの本質的なことの理解をしておくこと」の方が遥かに大事です。
そして資金調達で事業計画書を行政や銀行に見せるときに分かっておかないといけないこと。
それは行政も銀行も「公務員・会社員」であって「起業家」ではないということ。
もし資金調達することができても事業計画書の内容が良い、というわけではないことを理解しておきましょう。
作成した事業計画書を盲信して「そのとおりにしないといけない!」と一喜一憂しないで下さいね。
【脱サラ起業で「計画を作る」より圧倒的に大切な2つのこと】
脱サラで必要なことは「計画」ではなく「準備」です。
この章では脱サラで「計画」なんかより「圧倒的に大切な準備しないといけない2つのこと」に関してお話しておきます。
[脱サラで計画よりも大切なこと①:自分のビジネスが発展するためのポイントを理解しておくこと]
さきほどから何度も繰り返し触れましたが「自分のビジネスが発展するためのポイントを理解しておくこと」が脱サラでは何よりも重要です。
それはつまり「自分のビジネスの収益がどうやったら拡大していくのか?」
「どのような順番でビジネスをすれば発展していくのか?」をきちんと理解しておくことです。
それが何なのか少しお話しておくと
「ビジネスとして可動する仕組みがあるか?」ということです。
たとえばですよ。
自分の事業を広めるためにブログを頑張ったりサイトを作ってアクセスを集めるとしても
「売上につながるアクセス」と単純に無料のサービスを楽しみにしている「お金を払うことはないアクセス」があります。
自分が発信している情報がどちらのアクセスを上げているのか自分で理解していますか?
他にもお客さんは「あなたの商品を全く知らない人」、「存在を知っているだけの人」、「あなたにお金を払ってくれる人」の3種類に分かれています。
それぞれによって状態や望んでいることが違うのでアプローチする方法も変える必要があります。
ところが、ビジネスをやったことがない人のほとんどが全て同じ人に同じアプローチをしているものです。
ここだけでもきっちりと理解して実行するだけで「売上」と「ビジネスの発展の規模」が全然違ってきます。
一部のスターのようにカリスマ性がある人は別ですが5年以上活躍している人は必ず「ビジネスが発展するポイント」を理解していて「仕組み」をきっちりと作っています。
でも「これから脱サラ起業しよう!」と意気込んでいても、驚く程多くの人がこのことを知りません。
ただこのポイントというのは一度理解しておけばそれで良いいものです。
というのも実はこの「ビジネスが発展するポイント」というのはほとんどの業種で同じような共通した仕組みだから。
なのでそのポイントさえしっかりと理解して実践すればどんなビジネスをしたとしても食いっぱぐれることはないでしょう。
詳しい内容はここにまとめたので脱サラ前に必ず理解しておいて下さい↓
[脱サラで計画よりも大切なこと②:目先の生活費である15~20万円を毎月稼げる状態を作ること]
脱サラというのは「会社を辞めることと同時に自分で始める」ということ。
そして、毎月もらっていた給料という収入源が絶たれることも意味します。
でも会社を辞めた後も生活をしていかないといけません。
キレイ事を抜きにして世帯が食っていけるだけのお金が必要です。
そのためには毎月最低でも15~20万円は稼げる状態を作ることが必要です。
それがない限り、過去のぼくが経験した「会社員生活」が「アルバイト生活」に変わるだけになってしまいます笑。
でも毎月15~20万円を稼げる状態を作るにも仕組みが必要です。
ただ、その仕組みを作り上げるには一朝一夕でできるものではなく、しばらく時間がかかります。
円満な脱サラをスタートさせるのであれば、会社員時代からせっせと仕組みを作ることが必要です。
なので『脱サラを計画する』ことを強いて言うなら「辞めてから」がスタート位置ではなく、厳密に言うと「会社員時代から」を起点にして考えることが大切です。
「計画的に」というのは、「辞めてから」の計画ではありません。
ええ、あなたの脱サラは今既に始まっています!
仕組みづくりに関してはこの記事↓
【脱サラ起業の準備で絶対に必要なことって、実は『たった2つだけ!?』】
【『なんだか脱サラ起業とか難しそう…』って半分諦めてません?】
あなたは脱サラ起業したあとに本当に食える人は6%しかいない、という事実を知っていましたか?
逆に食えない人は94%もいる、ということ。
そして、この6%に入るのに「努力」や「才能」は実は全く関係がありません。
実は幾つかの「ポイント」を知っているかどうかです。
更に。
その「ポイント」を知らないままの状態で、脱サラや起業やビジネスで成功することは限りなく難しいのが実際のところ。
今回はそのビジネスの原則的な「大事なポイント」と、ぼくが脱サラ起業で得た「経験やノウハウ」を全てつぎ込んで本気出してE-bookを作りました。
特別特典で「6%の脱サラ起業の成功者しか知らない実は教えたくない5つの秘密」も暴露します。
更にもう一つ特典として
ぼくが実際に成功している人達に会って話したことで分かった「お金持ちだけが知っている4つの秘密とは?」に関しても書きました。
実はいくらビジネスを勉強してもお金の大原則も理解しないと、お金を受け取ることができません。
お金の素養とビジネスでの売上はかなり密接な関係がありますので、そこらへんを詳しく触れていきます。
しかも、無料で!
正直なところ、E-bookの内容は実際に有料の講座でもお伝えしていることなので、コスくて申し訳ありませんがダウンロード数には限度設定をしてあります。
今のうちにゲットしてあなたの脱サラ起業や今後のビジネスで是非お役立て下さい。
書いてある内容を理解できれば脱サラ起業後に食いっぱぐれする確率はかなり減ると思います。
更に受け取るお金が寄ってきやすい体質にもなっていると思います。「ただ知っておけばいいだけ」で脱サラ起業の効率が大ーきく変わるエッセンスが実は幾つかあります。
…にも関わらず
実は書店で数千円で販売しているビジネス書などは、小難しく書いてある割に『大事なこと』や『本質的なこと』が書いてないことも少なくありません笑
それらを余すところなく身近な例を使って解説していきますね。
お楽しみに(´∀`)
【文中リンクまとめ】
【脱サラ起業の準備で絶対に必要なことって、実は『たった2つだけ!?』】
【脱サラ後の仕事は?きっかけ、貯蓄、下積み時代、いつから稼げた?】
【脱サラ後、同じブログアクセスでも「稼げる人」「稼げない人」】
【起業にアイデアは必要ない!?アイデアよりも圧倒的に大切なこと5つ】
・脱サラ起業で計画を立てることは意味がない!?
その3つの理由とは?
①脱サラ起業を経験したことがないから。
②「計画を立てられること」と「ビジネスを実際に発展させること」は全く関係ないから。
③そもそも計画通りにいくことはないから。
・事業計画書を作るメリットとデメリットとは?
メリット①:頭の中が整理される。
メリット②:資金調達できる。
デメリット:特になし、ただ作成した事業計画書どおりにならないからといって一喜一憂しないこと。
・脱サラ起業で「計画を作る」より圧倒的に大切な2つのこと
①:ビジネスとしての仕組みがあるか?
②:目先の生活費15~20万円があるか?